【JAL】オーバーブッキングも悪くない?
JAL修行(JGCは取得済み)でクアラルンプール・タッチをした際、オーバーブッキングに遭遇しました。
イベント発生は嬉しい?
ん~、最近は修行のための単純搭乗ではあまり記事を書いておりません。
FOPやPP、マイル増減の管理のために記録はつけているのですが、自分に文章力がないので、搭乗しただけの記事を書くモチベーションが高まりにくいんですよね。
旅行として行った分は備忘録も兼ねて書くのですけどね。
修行僧のみなさん、単調にならないように工夫しておられて、旅程にアクセントをつけてみたり、酒肴の美味しいお店を開拓されたりと、
ルートとしては繰り返しになりがちなところをルーチンワークにならないよう上手に記事にされていてすごいです。
私なんて、まだまだです。
さて今回も何度目かのクアラルンプール往復をしてきました。
そんな中、初めて!
オーバーブッキングに遭遇しました!
えぇ、あれですよ。
空港のセキュリティから暴行されて飛行機のシートから引きずり降ろされるヤツです(違うw)
単調になりがちな飛行機修行なので、ブログを書く上でイベントの発生はありがたいです。
イベントによっては不謹慎にもなりますが、まぁ今回のは私のせいでもなく、協力したほうなので問題ないでしょう。
JALビジネスクラス
往きは、ビジネスクラスです。
ボ〇ビーなパンピーとしては贅沢は敵ですが、半年経過してFOPが6万手前で止まっていたため、大きく稼ぐために苦渋の選択です。
台北の時は飛行時間が短いですから、あまり堪能できなかったのですが、
今回はモトを取るべく(?)努力してみました!
787のスカイスイートIII
次にA350が導入されるまで、JAL最新鋭の機材ですよ!
期待が高まります。
種別Sかつビジネスクラスでここw
優先搭乗の列の後ろの方。
日本の上級会員数恐るべし!w
3点式のシートベルト
自動車の前席のタイプですね。
肩からのベルトが首筋に擦れて痛かったので肩部分だけ外していたら、離着陸時は装着してくださいと注意されました。
パーソナルディスプレイ
特に見たい映画も無く、ずっとフライトマップの画面でした・・・。
シート設置の読書灯
「たぶんこのスイッチだろう。でも、違ったらどうしよう。
CAさんを呼ぶスイッチじゃないんだろうか」
通りかかったら聞いてみよう。でも忙しそうだな...。
CAさんをコールするボタンは確かにあるのですが、あれを押すのって相当勇気いりませんかね?
忙しく動いておられるのに、ボタンを押したらそれを中断してこっちに来なければならないんでしょ?
使い方を聞くために呼びつけるボタンじゃないような気がして。
あのコールボタン、「急用」「手が空いた時に来て」「私なんかが押してごめんなさい」の3段階くらいになりませんかね?
機内食は和食をチョイス
そうか。和食だから重箱のイメージかな。
折り鶴型の箸置きが可愛い。
いただきます
→ご馳走様
→おやすみなさい
CA「お休みですか?次のメインディッシュはどうしましょうか」
え? いまの前菜だったんですか?
orz
何かが、何かがうまくいってない・・。
こう、スタイリッシュでエレガントな搭乗記にならない...。
せっかくのビジネスクラス搭乗の優雅さが全くない。
ユニバーサルデザインのはずなのに、シートの使い方がわからないし...。
フードコートで夕食
今回もクアラルンプール空港から出なかったので、夕食は2階のフードコートで戴きます。
いつもナシゴレンかチキンライスしか食べてない気がします。
帰りのチェックインで
そして帰国のためにチェックイン。
ビジネスクラス、プレミアムエコノミーと上級会員は、一般搭乗者に先がけて30分早めにチェックインできます。
帰りはプレミアムエコノミーを予約していました。
何にせよ、事前チェックインの列に並びます。
が、ちょっと様子がおかしい。
カウンターに行く人行く人、めちゃくちゃ時間がかかっています。
これはもうエコノミー列に並びなおしたほうが早いかどうかというところでした。
で、自分の順番になりカウンターへ行くと、
グランドスタッフからシンガポール経由での帰国ルートを提示されました。
はっ?
日本人スタッフに聞いたところ、
他便遅延での振替などがおき、エコノミークラスで大量のオーバーブッキングが発生したのでお客さまに協力をお願いしている、とのこと。
前の人たちは1組1組、それを確認していたので時間がかかっていたわけですね。
なんかすごく悩んでる人もいましたしw
成田から先、伊丹に戻る便も予約していたのですが、それに間に合うようなルートを提示されました。
まぁJALの都合だし追加料金も取られないならば、とオーバーブッキング解消に協力することに。
インボランタリー・リルートというようです。
お小遣いまでもらえました
ルート変更の手続きを進めていると、何やらサインを求められ、
お小遣いを現金でいただきました。
形式としては 謝礼? お詫び? 補償金?
まぁ何でもいいですw
国内線だとマイルか現金か選べたような気がするのですが、マイルはないそうです。
確か、デルタ航空だと現地マネージャーの裁量で最高2万ドル?まで出せたようですが、そこはお堅い日本の会社。
ほんのお小遣い程度でした(笑)
現地マネージャーに裁量なんてないんでしょうね。
他にも協力に応じている方が何名かいらっしゃいました。
本当に今回、相当な人数がオーバーしていたようです。
というのも乗り継いだチャンギ空港でグランドスタッフが持っていたリストを遠目にみると、その便だけで10名以上。
他にも次の便へ遅らせた人や他のルートを提示された方もいらっしゃるでしょうからかなりの人数になるんでしょう。
現地スタッフ、マネージャーも大変ですね。
引きずり降ろされなくてよかったw
上の写真の引換証をもってマレーシア航空のカウンターへ向かいました。
「スペシャルハンドリング」
特殊な場合に、あーでもないこーでもない、と手でこねくり回された結果たどり着く場所のようです。
見事、
クアラルンプール→成田→羽田→伊丹
の予定が、
クアラルンプール→シンガポール→羽田→伊丹に。
・最終目的地到着は定刻通り
・成田→羽田の交通費は不要になり
・チャンギ空港に立ち寄れて
・お小遣いもゲット!
・遠回りの分、FOPは少し増し!
デメリットが見当たらない!
羽田でDPラウンジを楽しもうと思って乗り継ぎ時間に少し余裕を持たせていたのが勝因でした?!
Welcome to シンガポール!
チャンギ空港に立ち寄っただけですがw
KUL→SINはマレーシア航空利用になり、
国際便ですがプレミアムエコノミー設定はなくエコノミークラスでした。
飛行時間も短いため、飲み物だけの提供。
第2ターミナル Fゲートに到着し、
JAL便が出る第1ターミナルへぶらぶらと移動を兼ねてお散歩します。
チャンギ空港は現在第4ターミナルまであり、世界でも最も大きい空港の一つですね。
豪華さ、にぎやかさも他の空港に引けを取りませんよ。
そういえば、8月はシンガポール独立記念の月でした。
マレーシアもインドネシアも8月が独立記念の月。
ASEANの多くの国にとって8月は特別な月ですね。
まとめ
航空機の修行はどうしても詰め込みがちですが、遅延やトラブルを考慮すると次の便への乗り継ぎ時間は余裕を持たせたほうがよさそうです。
乗り継ぎ間隔は国内線の規約では45分(?)前後あれば保障してもらえるかもしれませんが、実際に搭乗できなければPPやFOPは増えず意味はないような気もします。
国際便や天候の影響だけでなく国内線も、特に那覇空港は某国機の飛来で緊急発進(スクランブル)がかかると航空自衛隊機が発着するまで民間機は待機させられます。
自国の安全保障のために国防組織に最優先の権利が与えられるのは世界の常識です。
おや?そう考えると某国が尖閣諸島の強奪を狙ってくるのは修行僧の敵ですね。
万が一を考えれば、詰め込み過ぎなスケジュールでの修行は避けたほうがよさそうです。